磐越自動車道「磐越高側道 船引三春IC〜小野IC」

2011年最初の高側道は、HP開設初期に探索した区間。再訪ではありましたが、当時は気が付かなかった様な事が凄く多くて「初めて探索した」様な気分で行く事が出来た区間でもありました。あぶくま高原道路と接続する小野IC付近の構造物や新風越トンネルを直近で見たり、48kp付近の雄大なコンクリートアーチ橋を見学したりと、「山間を走る磐越自動車道の姿」を体現する様な区間です。阿武隈山地をゆったりと横断する本線の姿を「側道から」どうぞ!(探索の関係で「小野IC→船引三春IC」の方向で探索しています 撮影日 2011/01/08 公開日 2011/02/01)

「小野IC〜船引三春IC」の磐越高側道探索ルート(大体のルートです。探索の関係で「小野IC→船引三春IC」の方向で探索しています)

写真 撮影場所 解説
船引三春IC〜小野IC 側道

小野IC

今回は小野ICから船引三春ICまで側道から追う。

早速、小野インターチェンジ本体を側道から見る事が出来た。

入口は「ETC専用1ヶ所、一般1ヶ所」という交通量から考えれば妥当な数だと思われる。

ココは、夏には厳しそうな感じだなぁ…。

磐越道は草木が元気な時期の探索が難しい場所が多い。そして、2010年〜2011年の冬は雪が多いという…何ともダブルパンチな感じが多い。

船引三春IC〜小野IC 側道

小野IC

料金所から本線に流入する際に設置されている標識を発見。

↑ いわき Iwaki

郡山 Koriyama 新潟 Niigata↑

いわき方面は主要な都市は「いわき」のみ。

新潟方面は「郡山」の表記もある。

せっかくなので、いわき方面には「常磐道」。郡山・新潟方面には「東北道」の表記が一緒に設置されていても良さそうである。

制限速度40km/hと一方通行の標識が2セット設置されている所が面白い。

船引三春IC〜小野IC 側道

小野IC付近

早速、小野インターチェンジから先に進むとしよう。

高速バス利用者駐車場 小野町

ここ、高速バスが止まるのか?

結構、車が止まっているので利用者は結構多いのだろう…っと思っていたら、ちょうど高速バスがやってきた。

インターチェンジの外に設置されているバス停なので、バスは引き返して再び高速本線に乗るのだろう。
船引三春IC〜小野IC 側道

小野IC付近

小野インターチェンジの周りは住宅があったり、休耕地があったりと山間の風景といった感じ。

側道はお決まりのダートである。

しっかりと踏み固められていて走りやすい。

船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

小野IC付近

小野インターチェンジ出口標識

内照式の標識でかなり古さが目立つ。

本線が盛土の為、草木が元気な時はおそらく見えにくいと思う。

船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

小野IC付近
小野インターチェンジの出口標識を側道から見る事が出来る。

「あぶくま高原道路」が接続しており、出口標識のレイアウトが若干変わっている所が特筆する所だろう。おかげで、国道49号線、国道349号線のおにぎりも通常の横配置ではなく、縦配置に変わっている。

福島空港とあぶくま洞の補助標識も別添え。

2 小野 Ono 出口

接続道路…国道49号線・国道349号線・あぶくま高原道路

「あぶくま高原道路」は現在(2011/01/31現在)、全通しておらず、直接「福島空港」に行く事は出来ない。

小野ICは国道349号線に直接接続されているため、案内されている国道49号線にはR349を介して接続となる点は注意。

あぶくま高原道路を利用して、平田ICで降りれば国道49号線に直結されているので、郡山方面に向かう際は「あぶくま高原道路」を利用すると良い。

福島県内で有名な鍾乳洞「あぶくま洞」の最寄りICはココ。あぶくま洞自体は、田村市滝根町にある。

船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

小野IC付近
インター周辺の側道は舗装されていたり、ダートだったりと路面の移り変わりが忙しい。

目の前に見える高架橋は「あぶくま高原道路」の高架橋である。

電球式の速度表示板も何だか色あせが…

船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

あぶくま高原道との交差部
磐越道とあぶくま高原道路の交差部。ここで特筆すべきなのが…

あぶくま高原道路本線を4車線化するのであろうとと思われる「橋脚の一部」がすでに施工済み

という所である。

道路特定財源の問題があった際に、全国版の新聞で「名指しで赤字・不要路線」との御指名を頂いた当路線。福島県…なかなか侮れんな。

磐越道本線に近づく側道は…終わってた。
船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

35kp付近
この区間の側道の特徴をざっと列挙してみる。

1)側道は殆ど藪の中に消えていて、路面を見る事が出来ないほど落ち葉が積もっている。

2)行き止まりの確率が異常に高い。

3)ちょっとマシな側道だと思ったら、人の家への入り口だった。

4)橋梁部が多いので、交差部は多いが本線との並行部は少ない。

色々と難儀な側道である。

まぁ、その方が面白いし達成感があるというものだ。

船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

35kp付近
小野町道と河川を橋梁で渡る磐越道。

コンクリートの桁から鋼桁へ途中で構造が変わっている点が特徴的な所であろう。

道路と河川を同時に渡る為、その区間だけはある程度スパンを必要とするため、コンクリート桁から鋼桁へ構造が変わっているのであろう。

あとは、排水管の排水の方法が面白い。排水管の下は河川なので、そのまま垂らすというダイナミックな形に。

船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

35kp付近

立派なアスファルト舗装の側道があるんだが・・・明らかに人の家の裏なんだよなぁ・・・

この側道の状態はこの区間の特徴。

船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

小野IC 1km手前
下り線側の側道は人の家の裏。ここは上り線側に…行ってみたら正解だった。

小野IC 出口1km手前標識を直近で撮影することが出来た!

ついでにエクストレイルと記念撮影も(^^ゞ

「福島空港」「あぶくま洞」は相変わらず小さな補助標識になっていた。

「あぶくま高原道路」の表記もされているので、R49とR349のおにぎりの表記も変則的なのは、出口標識と同じだ。

船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

小野IC 1km手前
跨道橋がないので、フェンス越しに本線の風景を。

新潟方面は上り勾配が続く。このまま、阿武隈高原を横断していく。

いわき方面は下り勾配。
船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

37kp付近
ヒョロヒョロの側道が続く。本線は…右手側の山の様な感じ。

この状態では「高側道から」の『萌えポイント』の一つである「標識」を見る事は出来ない!!・・・っと思っていたら、3段標識発見。

見える場所を見つけるには、まず標識の斜め下に移動するのがポイントだ。

3   船引三春 Funehiki-Miharu 19km

3−1 郡山東 koriyama-Higashi 27km

    郡山 Koriyama 41km

インターチェンジ間隔が相変わらず長い区間である。
コレ…夏だったら全然駄目だな…(;^ω^)
船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

37kp付近
あっ・・・ココもオワットル・・・_| ̄|○ il||li

船引三春IC〜小野IC 側道

県道65号線と河川との交差部

橋梁の下部を見てみると、鋼桁の塗装が随分と剥げていた。

特に剥げているのが、上り線側の橋梁。

4車線化工事によって新たに出来たのが下り線側なので、時期の違いでこの様になるとは…。
船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

新風越TN・郡山側坑口
小野町から国道349号線に並走しているが、コレといって見所が無い所が多い。

そして今回の区間、最初のハイライトが「新風越トンネル」である。

新風越トンネル Shinkazakoshi Tunnel 長さ 460m

逆光になってしまっていて非常に見えにくい写真になってしまった…_| ̄|○ il||li

上り線側の坑口付近にはスゴイ急こう配なコンクリート舗装をされている側道(管理用道路)がある。坑口にある程度近づく事が可能であるが、雪のある時期はやめた方がよい。滑るぞ(体験者談)

船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

新風越TN・郡山側坑口
フェンス1枚隔てて高速で車が通過していく。

以前訪問した「東北道 福島トンネル」ではかなりの轟音が聞こえていたのだが、ココは静かであった。

船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

新風越TN・郡山側坑口
このまま側道で先に進めるのかと思いきや…

4.0% 急な坂 速度は80km/h

警戒標識(+パトランプ付き)を発見。

例の如く、その先は道が消えていた。

仕方なく、戻ると…「田村市」のカントリーサインも設置されている模様。
船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

新風越TN・郡山側坑口
下り線側から見る新風越トンネルは上り線側の風景とは異なり、少し高い位置から見下ろすような風景になる。

新風越トンネルの標識も見えるので、最初にこちらから見ればよかった…orz

上り線側坑口が若干見えにくいか…。
船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

阿武隈高原SA 3km手前
新風越トンネルを過ぎ…次に現れるのはSA・PAの標識が登場。

次の「阿武隈高原サービスエリア」は、磐越道の東区間(いわき〜郡山間)では唯一のサービスエリアだ。

給油所も併設しているので、燃料補給はこちらでどうぞ。

阿武隈高原 Abukumakogen 3km

三春 Miharu 16km

ちなみに・・・「阿武隈」の名を冠したエリアは「東北道 阿武隈PA」もある。

船引三春IC〜小野IC 側道

県道301号線と河川との交差部

山間地域を通過する磐越道は橋梁部分が多いのが特徴的。

カルバートと橋台が合体した様な構造物も存在する。

この場所も、福島県道301号線「栗出菅谷線」と河川を越えるためにコンクリート桁と鋼桁の構造が違う橋梁が存在する。
船引三春IC〜小野IC 側道

県道301号線と河川との交差部

河川部を渡る部分は鋼桁の橋梁。

真下から見る橋梁の姿はやはり見事だ。

この部分も若干、錆が…。
船引三春IC〜小野IC 側道

県道301号線と河川との交差部

福島県道301号線を越える部分。

桁が凄い低くて、真下に居るとスゴイ威圧感!

ここの部分の橋梁の醍醐味はこの部分である。

是非とも、真下に立って欲しい場所だ。

船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

阿武隈高原SA付近
迂回を経て、阿武隈高原サービスエリア付近の側道へとやって来た。こちらは上り線側。

アスファルト舗装がされている。

ちなみに「阿武隈高原サービスエリア」は下道から入ることのできるゲートは存在しない。従業員や納品業者専用の通用口のみである。
船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

阿武隈高原SA付近
下り線側にもやって来たが…路面凍結状態でございます。

全く日が当らないので仕方のない所。

船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

阿武隈高原SA付近
この付近も跨道橋が無いのでフェンス越しに本線を見る事になる。

阿武隈高原サービスエリアの標識も若干遠目ではあるが、確認が可能。

内照式でもなく、標識角も角ばっている古いタイプである。

チェーン着脱所の補助標識も設置されている。

船引三春IC〜小野IC〜いわき三和ICの区間は雪が降ると、チェーン規制がかかる事が、非常に多い区間でもある。
船引三春IC〜小野IC 側道

県道57号線との交差部

この区間、第2のハイライトといえば48kp付近にある巨大なコンクリートアーチ橋!

管理人が磐越高側道の中でも1番好きだといっても過言ではない場所である。

早速、近くに行ってみようではないか。
船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

48kp付近
この橋梁はアーチが2カ所あるのが特徴なのだが、まずは1個目のアーチ。一番大きいアーチ部分だ。

横から見ると…全ての姿を捉える事は難しい!でも…迫力が素晴らしい!

コンクリートの無機質感…タマラン!

アーチの中にも入ってみる。

アーチを見上げると、伸び伸びとした姿は素晴らしい!

最高の空間です。

橋梁の下部の真ん中から郡山方面を見ると、整然と並ぶ橋脚と緩やかなカーブをしていることが見て取れる。

船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

48kp付近
もう1ヵ所のアーチは福島県道57号線「郡山大越線」と交差している。

先ほどのアーチほどスパンは長くないものの、やはり脇から見るこの姿は美しい物だ。

別方向から見た姿も素晴らしい。

そして、橋梁の真ん中から見た姿もまた素晴らしい。

船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

48kp付近

まぁ・・・、そうだわな。(;^ω^)

船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

48kp付近

阿武隈高原サービスエリア 1km手前標識も間近で見る事が出来る。

ついでに、記念撮影も。

休憩施設の標識なのだが、「3段標識」の様な形状になっている所が面白い。

船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

48kp付近
そして、その先の道は消えていた。

船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

48kp付近

やはりこの区間は48kp付近の風景が一番最高だ〜!\(´▽`*)

っと、この風景を見る度に実感する。ココから見る高速道路本線の姿は「山間の磐越道の姿」そのものである。

48.1kpというのは1つのポイント。

走行中の本線からでも見る事は出来るが、定点で見る事が出来るのはこの場所だけだ。
船引三春IC〜小野IC 跨道橋

丸森橋

49kp付近
この区間には複数の跨道橋があるが、辿りつけた跨道橋はこの1カ所だけであった。

再訪時にはもっと数を増やしたいのだが…

いわき方面、新潟方面共に高速道路らしい風景が広がっている。

斜面には積雪はあるものの本線上には雪は無い乾燥状態であった。

冬の高速道路の路面が白いのは、凍結防止剤を散布したから。冬ならではの風景だ。
船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

船引三春IC 2km手前付近
次のインターチェンジである「船引三春IC」の2km標識が見えてきた。

北向きで寒々とした所に立つ2km標識。

3 船引三春 Funehiki-Miharu 2km

インターチェンジ名の「船引」は市町村合併前の「船引町」も事。船引町は田村市となっている。

「三春」は「三春町」の事である。いわき方面から「三春滝桜」に向かう際には最寄りはこのインターとなる。

「田村郡」というのも減ったなぁ…(;^ω^)
船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

船引三春IC 2km手前付近
船引三春IC周辺も例に漏れず山の中を通る。

冬期間の側道は積雪と藪で「ケモノ道」状態だが、夏はもっと恐ろしい状態になっている事であろう。

3段標識が見えるが…かなり見えにくい状態になっている。

2 小野 Ono 19km

1 いわき三和 Iwaki-Miwa 45km

  いわき Iwaki ○○km(確認不能)

いわき三和ICまで45kmとは・・・かなり長い・・・。小野ICからでも25km弱。

この表記の「いわき」とはいわき市の中心市街「平」までの距離だと思われるので、いわき三和ICからだと更に20km以上(推定)の距離がある。

いわき市は以前、「日本一広い面積の市」であったのだ。
船引三春IC〜小野IC 側道

上り線側(いわき方面)

船引三春IC 1km手前付近
現在工事中の田村市船引町地区の広域農道の脇を通る磐越道。

コンクリート橋で河川を通過。

桁のデザインも随分と凝った作りになっており、見た目がスマートな印象を受ける。
船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

船引三春IC 500m手前付近
船引三春インターチェンジの500m手前標識を発見!・・・するものの・・・やっぱり木が邪魔で詳細が分からず…。

3 船引三春 Funehiki-Miharu 出口500m

接続道路…国道288号線・国道349号線

国道288号線…郡山・田村市船引町方面

国道349号線へは、直接接続している国道288号線を田村市船引町方面へ向かう必要があるので注意。

この場所で、国道349号線を表示する必要性が…あるのかが疑問なのだが。

船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

船引三春IC付近
側道状況…やっぱりオワットル…_| ̄|○ il||li

船引三春IC〜小野IC 側道

下り線側(新潟方面)

船引三春IC付近
本線は高い盛土の上にある為、様子を見る事は出来なかった。

今回はココまで。

<船引三春IC〜小野IC 個人的側道探検評価>

項目 星の数 解説
側道探検のしやすさ ★★☆☆☆ アスファルトの個所も多いが、基本は激藪に悪路。
側道の秘境度 ★★★★☆ 山間地を通過するので、結構深い場所に本線がある場合が多い。
写真の撮りやすさ ★★☆☆☆ 藪の中にある標識や、入口が見つからない跨道橋等が多く、撮影場所探しが大変でもある。
撮影スポットの多さ ★★★★★ 小野IC付近、新風越トンネル付近、48kp付近などスポットが多い。
挙動不審(怪し)さ ★★★★★ 看板もあったしねぇ…(;^ω^)
総合評価 ★★★★☆ いただきました、星4つです。
総括   磐越自動車道の山間区間の中でも割と側道が整備されている感がありました。ココではやはり「48kp付近のコンクリートアーチ橋」と「新風越トンネル付近」の2つのハイライト区間が最高です。この場所2点だけでも十分の訪問する価値はあると思います。(個人的に)

この区間はHP開設当初からレポを作成していた区間でもあり、再訪編だったのですが、様々な新発見があると共に、もう一度再訪してみたいと思えるような区間でもありました。

そして…船引三春IC…計画段階では「三春船引IC」でした。三春町民的には…残念_| ̄|○ il||li

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